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桐のレポートでQRコードを作成するときのポイント

桐でQRコードを作成するには
QRコードのタグについて
 電話帳登録
 ブックマーク登録
 メール連携(メール送信データ自動挿入)
 テキスト表示
 誤り訂正レベル
 資料
 桐のサンプルファイルについて

桐でQRコードを作成するには
1 レポートの定義画面でバーコードオブジェクトを作成します。
 
2 [オブジェクトの属性]画面で[バーコード]タブを選び、[種類]で「2次元(QR)コード」を選択して[QRコードの設定]ボタンをクリックします。
  [オブジェクトの属性]画面の[バーコード]タブ
 
3 [QRコードの設定]画面で[携帯向け]を選び、[誤り訂正レベル]を指定して[OK]ボタンをクリックします。
  QRコードの設定画面
 
4

[オブジェクトの属性]画面の[ソース]に式を入力します。
 

 
  • [ソース]に改行コードを入力する場合は「非印字強制改行文字」を使用します。
    対象表を使用している場合は、表のファイル属性の[強制改行文字]に指定します。
    対象表を使用しない場合は、バーコードオブジェクトを配置しているオブジェクト(一覧表、伝票あるいは単票オブジェクト)を選び、[オブジェクトの属性]画面−[対象表]タブで指定します。
  • 不要な余白を削除する場合は、[オブジェクトの属性]画面−[書式]タブの[余白モード]で「指定値」を選び、上下左右の値に「0」を指定します(最小限の余白は確保されます)。
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QRコードのタグについて
QRコードを作成するためのタグの種類は、DoCoMo用とau/SoftBank用のふたつに分かれます。ただし、auはDoCoMoのタグをほぼ読み取ることができます。
  • DoCoMoは、各タグを;(セミコロン)でつないでいき、最後に;を付加して終了します。
  • au/SoftBank は、各タグの最後に改行コードを付加します。
※携帯電話会社のQRコードについての詳細は、各社のQRコードについての資料をご覧ください。

サンプルについて
  • 式はレポートの[オブジェクトの属性]画面−[バーコード]タブの[ソース]に入力します。
  • []は表の項目です。「"」(ダブルクォーテーション)でくくって直接文字列を入力してもかまいません。
  • ▲は桐が改行コードとして指定している「非印字強制改行文字」です。
  • タグは大文字/小文字どちらでもかまいません。
  • サンプルで表示しているQRコードは、誤り訂正レベルMで作成しています。
  • 機種によっては登録できない内容があります
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電話帳登録
携帯電話の電話帳に名前、電話番号、Eメールアドレス等をまとめて登録します。
  • 名前の読みは、auが漢字・ひらがなが不可のためカタカナにします。
  • サンプルでは、総バイト数をすくなくするため、読みを半角のカタカナにしています。
  • 住所を登録する「ADD:」タグを使用できるのはauだけです。
例: DoCoMo用の電話帳登録
"MECARD:"+"N:"+[名前]+";"+"SOUND:"+[フリガナ]+";"+"TEL:"+[TEL1]+";"+"TEL:"+[TEL2]+";"+"EMAIL:"+[E-mail]+";"+"NOTE:"+[Memo]+";;"
DoCoMo用の電話帳登録QRコード
例: au/SoftBank用の電話帳登録
"MEMORY:"+[Memo]+"▲"+"NAME1:"+[名前]+"▲"+"NAME2:"+[フリガナ]+"▲"+"MAIL1:"+[E-mail]+"▲"+"TEL1:"+[TEL1]+"▲"+"TEL2:"+[TEL2]+"▲"+"ADD:"+[住所]+"▲"
au/vodafone用の電話帳登録QRコード
メモ: 一括登録で[フリガナ]を登録できない機種もあります。
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ブックマーク登録(URLジャンプ)
ブックマーク登録機能はDoCoMoにしかありません。
  • ブックマーク登録の「URL:」タグ内で:(コロン)を使用する場合は、\:とします。
  • au/SoftBankは URL にジャンプする機能(URL to機能)を使用します。
例: DoCoMo用のブックマーク登録
"MEBKM:TITLE:桐の携帯サイト;URL:http\://www.kthree.co.jp/9keitai/;;"
DoCoMo用のブックマーク登録QRコード
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メール連携(メール送信データ自動挿入)
メールアドレス、件名、本文をまとめて登録します。
  • DoCoMoはメールアドレス(TO:xxx@xxxxxx;)を追加することで、複数の宛先にメールを送信することができます。
例: DoCoMo用のメール連携
"MATMSG:"+"TO:"+[E-mail]+";"+"SUB:"+[メール件名]+";"+"BODY:"+[メール本文]+";;"

複数のメールアドレスに送信する場合
"MATMSG:"+"TO:"+[E-mail]+";"+"TO:"+[E-mail2]+";"+"SUB:"+[メール件名]+";"+"BODY:"+[メール本文]+";;"
DoCoMo用のメール連携QRコード
例: au/SoftBank用のメール送信データ自動挿入
"MAILTO:"+[E-mail]+"▲"+"BODY:"+[メール本文]+"▲"+"SUBJECT:"+[メール件名]+"▲"
au/vodafone用のメール送信データ自動挿入QRコード
メモ: この機能に対応していない機種もあります。
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テキスト表示
テキストを表示した場合、DoCoMoは電話番号、メールアドレス、URLでそれぞれジャンプすることができます。
au/SoftBankはメールアドレス、URLでジャンプすることができますが、電話番号だけでジャンプすることができません。電話番号でジャンプさせる場合は、電話番号の先頭にTEL:を付加します。
例: テキスト表示
"●お問い合わせ▲株式会社管理工学研究所 ユーザサポート▲TEL:03-3253-6650"
テキスト表示QRコード
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誤り訂正レベル
各社の誤り訂正レベルは次のとおりです。
 DoCoMo

L/M/Q/H

 au L/M/Q/H(雑誌等への掲載はM以上推奨)
 SoftBank M/Q/H
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各社のQRコードについての資料
DoCoMo http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/barc ode/
au http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/two_dimensions/index.html
SoftBank http://developers.softbankmobile.co.jp/dp/tool_dl/qrcode/
その他 参考資料
QRコードドットコム http://www.denso-wave.com/qrcode/index.html
QRのススメ http://qr.quel.jp/
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桐のサンプルファイルについて
QRコード作成に使用している桐のサンプルファイルをダウンロードできます。
「QRsample.exe」はサンプルをZIPファイルに圧縮し、自己解凍型の実行ファイル(EXEファイル)にしてあります。
自己解凍型のファイルが不安な方は、「QRsample.zip」あるいは「QRsample.lzh」を解凍してお使いください。
     
  ダウンロードファイル QRsample.exe(71KB)
QRsample.zip(19KB)
QRsample.lzh(21KB)

表ファイル
 QR共通登録.tbl
  • 名前の読みは、auでも読み取れるように[ふりがな]をカタカナに変換しています。さらに、バイト数を少なくするために半角に変換していますが、全角でもかまいません。
  • [電話番号1][電話番号2][電話番号3][テレビ電話]などの電話番号は、バイト数を少なくするために別項目で半角の数字だけに変換していますが、「03−3253−6650」とハイフンが入ったり、あるいは全角の数字でもかまいません。
レポートファイル
 ブックマーク登録.rpt
 メール一括登録.rpt
 電話帳登録_M.rpt
 電話帳登録_L.rpt
  • バーコードオブジェクトの大きさを変えてQRコードを定義しています。携帯電話の機種によって読み取る精度が異なりますので、いろいろ試してみてください。
  • 電話帳登録のレポートでは、「誤り訂正レベル」を「M」「L」両方を定義しています。比べてみてください。
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※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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